专利摘要:
幾つかの実施形態は、カスタマイズされた商品を生成する装置、システムおよび/または方法を含む。一実施形態においては、商品生成アプリケーションが、少なくとも1の金融商品に関する少なくとも1の取引を規定する1またはそれ以上の取引関連パラメータの複数の値を含む取引情報を受け取って、予め設定された商品レイアウトに基づいて、取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成する。その他の実施形態が記載および請求されている。
公开号:JP2011510416A
申请号:JP2010543625
申请日:2009-01-22
公开日:2011-03-31
发明作者:ガーション,デイビッド
申请人:スーパーデリバティブス,インコーポレイテッドSuperderivatives,Inc.;
IPC主号:G06Q40-00
专利说明:

[0001] 幾つかの実施形態は、一般に、金融商品の分野に関し、より詳細には、少なくとも1つの金融商品の少なくとも1つの取引に対応する商品(trade article)を生成することに関するものである。]
[0002] 本願は、2008年1月23日に出願された発明の名称を“Device,system and method of generating a customized trade article”とする米国仮特許出願61/006,582の利益および優先権を主張するものであり、その全体の開示内容は、引用によって本明細書に援用されるものである。]
背景技術

[0003] 金融商品は、例えば、それらが現物商品であるのかまたは派生商品であるのかに基づく形態によって分類することができる。現物商品は、その価値が市場によって直接決定される金融商品である。派生商品は、その他の金融商品または変数からその価値が派生する金融商品である。金融商品は、上場取引デリバティブおよび店頭取引(OTC)デリバティブに分類することもできる。]
[0004] 金融商品の販売および取引は、多くの場合、投資銀行の最も収益の高い領域であり、銀行またはブローカのような多くの金融機関の収入の大部分に関与する。]
[0005] マーケットメイクの過程において、“トレーダー”(取引デスク)は、各取引で漸増額の利益を出すことを目標に、金融商品を売買することとなる。]
[0006] 販売員、例えば、銀行またはブローカの販売員は、機関投資家および高純資産投資家または法人のような“クライアント”を訪問して、可能性のある取引を提案し、注文を受けることもある。“ストラクチャリング”という用語は、デリバティブを組み込んだ複雑な金融商品の生成に関連しており、このため一般に、原資産となる現物債権よりも遙かに大きな利益および収益を提供する。その後、銀行/ブローカの販売部門およびストラクチャリングデスク(一般に“セールス”と称される)は、クライアントの注文を、適当な“取引デスク”に伝える。“取引デスク”は、値を付けて取引を実行することができ、あるいは特定のニーズに適合する新商品を構築することができる。]
[0007] 1またはそれ以上の金融商品からなる可能性のある取引(売買)について、銀行の暫定案または受託案をセールスが伝えることを可能にする様々な装置およびプロセスが存在し、その取引は、銀行とクライアントとの間、またはクライアントと第三者、例えば、取引所との間で行われるものとされる。]
[0008] 取引アイデア(trade idea)は、クライアントに売買取引のための提案を伝えるために使用することができる。取引アイデアは、典型的には、電子ファイルまたはドキュメントの形態の定量的なマーケティングドキュメントであり、それは、コンピュータスクリーン上に表示し、処理し、かつ/または印刷することができる。マイクロソフト・エクセル(登録商標)、マイクロソフト・ワード(登録商標)、マイクロソフト・パワーポイント(登録商標)、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、ポータブルドキュメントフォーマット(PDF)、リッチテキストフォーマット(RTF)および様々な拡張マークアップ言語(XML)コーディングを含む様々な業界標準ファイルの種類が使用される。内容タイプには、一般に、テキスト(様々な可能な言語で)、図形(ベクトル)および画像(ビットマップ)が含まれる。]
[0009] 条件規定書は、取引のより詳細な記述を含み、それは、売買取引の前および後に生成することができる。条件規定書は、支払期日、支払条件などのような詳細を含んでいる。]
[0010] 銀行/ブローカにより開発された、取引アイデアおよび/または条件規定書を手動で生成するための従来の手動機構は、銀行のニーズに特に合ったもので、一般に各組織向けのものとされて、カスタマイズすることが困難である。そのような従来の機構は、硬直的に設定された取引アイデアおよび/または条件規定書を生成し、それらが機能性と適用範囲において典型的には一部を構成するものとなる。]
[0011] 幾つかの実施形態は、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書を含むカスタマイズされた商品を自動的に生成する、例えば、装置、システムおよび生成方法を含む。]
[0012] 幾つかの実施形態は、商品生成命令を内部に記憶するメモリと、前記商品生成命令(trade-article-generator instructions)を実行して商品生成アプリケーション(trade-article generator application)をもたらすプロセッサとを備えるシステムを含み、前記商品生成アプリケーションが、少なくとも1の金融商品に関する少なくとも1の取引を規定する1またはそれ以上の取引関連パラメータの複数の値を含む取引情報を受け取って、予め設定された商品レイアウトに基づいて、前記取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成するものであり、前記商品レイアウトが、1またはそれ以上の各内容要素を含む1またはそれ以上のセクションを規定し、前記取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記商品生成アプリケーションが、前記セクションの少なくとも1について、そのセクションに対応する予め設定された複数の内容要素の中から、そのセクションに含まれることとなる予め設定された内容要素を自動的に選択するものであり、前記商品生成(trade-article-generator)が、選択された少なくとも1の内容要素を含むカスタマイズされた電子商品を生成する。]
[0013] 幾つかの実施形態においては、前記予め設定された複数の内容要素が、複数の各取引シナリオに対応し、各取引シナリオが、属性タイプの予め設定された1またはそれ以上のセットの中から選択された1またはそれ以上の属性の異なる組合せを含む。]
[0014] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成が、前記取引の資産タイプおよびデリバティブストラテジグループとそれぞれ同じ資産タイプおよび同じデリバティブストラテジグループを少なくとも含む取引シナリオに対応する内容要素を選択する。]
[0015] 幾つかの実施形態においては、前記属性タイプの予め設定されたセットが、1またはそれ以上の資産タイプ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブストラテジグループ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブクラス属性の予め設定されたセット、および、1またはそれ以上の取引属性の予め設定されたセットのうちの少なくとも1を含む。]
[0016] 幾つかの実施形態においては、前記資産タイプ属性のセットが、外国為替資産、金利資産、債券資産、商品資産およびエクイティ資産のうちの少なくとも1を含む。]
[0017] 幾つかの実施形態においては、前記少なくとも1の取引が、複数の命令に対する複数の取引を含むストラクチャード取引を含み、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記セクション内に含まれる内容要素を自動的に選択する。]
[0018] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、前記命令の数、2またはそれ以上の前記命令の順序、および1またはそれ以上の前記命令のタイプのうちの少なくとも1に基づいて、前記内容要素を自動的に選択する。]
[0019] 幾つかの実施形態においては、前記メモリが、カスタマイズされたストラクチャリング命令(customized-structuring instructions)を内部に記憶し、前記プロセッサが、前記カスタマイズされたストラクチャリング命令を実行して、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション(customized-structuring application)をもたらすものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、1またはそれ以上の金融資産に対するストラテジ要件を規定する複数のストラテジパラメータを受け取るものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラテジパラメータに基づいて、少なくとも1のストラクチャード取引を自動的に決定するものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラクチャード取引を規定する取引情報を前記商品生成アプリケーションに与えるものであり、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成する。]
[0020] 幾つかの実施形態においては、前記ヘッジシナリオパラメータが、基準通貨、ヘッジ通貨、ヘッジ期日、前記ストラクチャード取引の最大許容コスト、および前記ストラクチャード取引から生じる最大許容損失のうちの少なくとも1を含む。]
[0021] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、予め設定された複数の商品レイアウトをユーザに提供し、前記複数のレイアウトの中からユーザにより選択された商品レイアウトに基づいて、前記カスタマイズされた電子商品を生成する。]
[0022] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、ユーザから受け取った命令に基づいて、1またはそれ以上のセクションを再設定する。]
[0023] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、複数のセクションのレイアウトの再配置、1またはそれ以上のセクションの書式設定、および1またはそれ以上のセクションの内容修正のうちの少なくとも1をユーザが実行することを可能にする。]
[0024] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、予め設定されたれレイアウトマスターページに基づいて、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のレイアウト属性を規定する。]
[0025] 幾つかの実施形態においては、前記レイアウト属性が、前記商品レイアウトのページ方向、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のページ余白、前記商品レイアウトのヘッダの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトのフッタの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトの言語、および前記商品レイアウトに含まれるロゴの1またはそれ以上の属性のうちの少なくとも1を含む。]
[0026] 幾つかの実施形態においては、前記商品が取引アイデアを含む。]
[0027] 幾つかの実施形態においては、前記複数のセクションが、前記取引のアウトラインを含むアウトラインセクションと、前記取引の1またはそれ以上の値付け(価格設定)パラメータを含む値付けセクションと、前記取引の1またはそれ以上の利益を記載する利益セクションと、前記取引の1またはそれ以上の不利益を記載する不利益セクションと、前記取引に対応する1またはそれ以上のチャートを含む少なくとも1のチャートセクションと、1またはそれ以上の免責条項を含む免責条項セクションと、前記取引の概要を含む概要セクションのうちの少なくとも1を含む。]
[0028] 幾つかの実施形態は、商品生成命令を内部に記憶するメモリと、前記商品生成命令を実行して商品生成アプリケーションをもたらすプロセッサとを備えるシステムを含み、前記商品生成アプリケーションが、少なくとも1の金融商品に関する少なくとも1の取引を規定する1またはそれ以上の取引関連パラメータの複数の値を含む取引情報を受け取って、予め設定された商品レイアウトに基づいて、前記取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成するものであり、前記商品レイアウトが、1またはそれ以上の各内容要素を含む1またはそれ以上のセクションを規定し、少なくとも1の前記内容要素が、前記取引関連パラメータを提示するための1またはそれ以上のプレースホルダを含み、前記商品生成が、前記1またはそれ以上のプレースホルダに前記取引関連パラメータの値を挿入することにより、前記1またはそれ以上の内容要素を含むカスタマイズされた電子商品を生成する。]
[0029] 幾つかの実施形態においては、前記取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記商品生成アプリケーションが、前記セクションの少なくとも1について、セクションに対応する予め設定された複数の内容要素の中から、そのセクションに含まれることとなる内容要素を自動的に選択する。]
[0030] 幾つかの実施形態においては、前記予め設定された複数の内容要素が、複数の各取引シナリオに対応し、各取引シナリオが、属性タイプの予め設定された1またはそれ以上のセットの中から選択された1またはそれ以上の属性の異なる組合せを含む。]
[0031] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成が、前記取引の資産タイプおよびデリバティブストラテジグループとそれぞれ同じ資産タイプおよび同じデリバティブストラテジグループを少なくとも含む取引シナリオに対応する内容要素を選択する。]
[0032] 幾つかの実施形態においては、前記属性タイプの予め設定されたセットが、1またはそれ以上の資産タイプ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブストラテジグループ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブクラス属性の予め設定されたセット、および、1またはそれ以上の取引属性の予め設定されたセットのうちの少なくとも1を含む。]
[0033] 幾つかの実施形態においては、前記少なくとも1の取引が、複数の命令に対する複数の取引を含むストラクチャード取引を含み、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記セクション内に含まれる内容要素を自動的に選択する。]
[0034] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、前記命令の数、2またはそれ以上の前記命令の順序、および1またはそれ以上の前記命令のタイプのうちの少なくとも1に基づいて、前記内容要素を自動的に選択する。]
[0035] 幾つかの実施形態においては、前記メモリが、カスタマイズされたストラクチャリング命令を内部に記憶し、前記プロセッサが、前記カスタマイズされたストラクチャリング命令を実行して、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションをもたらすものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、1またはそれ以上の金融資産に対するストラテジ要件を規定する複数のストラテジパラメータを受け取るものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラテジパラメータに基づいて、少なくとも1のストラクチャード取引を自動的に決定するものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラクチャード取引を規定する取引情報を前記商品生成アプリケーションに与えるものであり、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成する。]
[0036] 幾つかの実施形態においては、前記ストラテジパラメータが、基準通貨、ヘッジ通貨、ヘッジ期日、前記ストラクチャード取引の最大許容コスト、および前記ストラクチャード取引から生じる最大許容損失のうちの少なくとも1を含む。]
[0037] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、予め設定された複数の商品レイアウトをユーザに提供し、前記複数のレイアウトの中からユーザにより選択された商品レイアウトに基づいて、前記カスタマイズされた電子商品を生成する。]
[0038] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、ユーザから受け取った命令に基づいて、1またはそれ以上のセクションを再設定する。]
[0039] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、複数のセクションのレイアウトの再配置、1またはそれ以上のセクションの書式設定、および1またはそれ以上のセクションの内容修正のうちの少なくとも1をユーザが実行することを可能にする。]
[0040] 幾つかの実施形態においては、前記商品生成アプリケーションが、予め設定されたれレイアウトマスターページに基づいて、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のレイアウト属性を規定する。]
[0041] 幾つかの実施形態においては、前記レイアウト属性が、前記商品レイアウトのページ方向、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のページ余白、前記商品レイアウトのヘッダの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトのフッタの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトの言語、および前記商品レイアウトに含まれるロゴの1またはそれ以上の属性のうちの少なくとも1を含む。]
[0042] 幾つかの実施形態においては、前記商品が取引アイデアを含む。]
[0043] 幾つかの実施形態は、その他のおよび/または追加的な利点および/または利益を与えることができ、それには、取引条件規定書、取引契約、取引概要、取引確認、取引報告、取引調整、取引決済、ヘルプおよびトレーニングドキュメントなどが含まれるが、それらに限定されるものではない。]
図面の簡単な説明

[0044] 説明の簡略化および明確化のために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺では描かれていない。例えば、ある構成要素の寸法は、明確に提示するために、その他の構成要素と比較して誇張されている場合もある。さらに、符号は、対応する構成要素または類似する構成要素を示すために、複数の図面中で繰り返し用いられる場合がある。以下に図面の一覧を示す。]
[0045] 図1は、幾つかの実証的な実施形態に係るシステムを示す概略的なブロック図である。
図2は、幾つかの実施形態に係る商品の概略図である。
図3は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容定義インターフェースツールの概略図である。
図4は、幾つかの実証的な実施形態に係る、カスタマイズされた商品を生成する方法を示す概略的なフローチャートである。
図5は、幾つかの実証的な実施形態に係る、カスタマイズされたストラクチャリングインターフェースツールの概略図である。
図6は、幾つかの実証的な実施形態に係るマスターページのレイアウトの概略図である。
図7は、幾つかの実証的な実施形態に係る、マスターページおよび/または取引アイデアのカスタマイゼーションの概略図である。
図8Aは、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図8Bは、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図9は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図10は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図11は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図12は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図13は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図14は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図15は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図16は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図17は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図18は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図19は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図20は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図21は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図22は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図23は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図24は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図25は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図26は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図27は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図28は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図29は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図30は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図31は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素定義インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。
図32は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。
図33は、幾つかの実証的な実施形態に係るインターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 図17 図18
実施例

[0046] 以下の詳細な説明においては、幾つかの実施形態の完全な理解を与えるために、数多くの具体的な細部構成が示されている。しかしながら、幾つかの実施形態をそれら具体的な細部構成が無くとも実施できることを当業者ならば理解することであろう。その他の例では、説明が分かり難くなることを避けるために、良く知られた方法、手順、コンポーネント、ユニットおよび/または回路については、詳細に説明していない。]
[0047] 以下の詳細な説明の幾つかの部分は、コンピューターメモリー内のデータビットまたは2値デジタル信号の象徴的な操作およびアルゴリズムの単位で示される。それらアルゴリズムの記載および説明は、データ処理分野における当業者によって使用されて彼らの仕事の内容がその他の当業者に伝えられる技術であってもよい。]
[0048] アルゴリズムは本明細書中にあり、一般に、所望の結果に至る自己矛盾の無い一連の動作または操作であると考えられる。それらは、物理量の物理的操作を含む。通常は、必ずしもそうとはいえないが、それら量は、記憶、転送、結合、比較、それ以外の操作を行うことが可能な電気または磁気信号の形態を取る。それは、主に共通使用の理由により、それら信号をビット、値、要素、記号、文字、用語または数などとして参照するのに、時として好都合であることが証明されている。しかしながら、それら用語および類似用語のすべてが、適当な物理量と関連しており、それら量に適用される単なる便利なラベルに過ぎないことに留意されたい。]
[0049] 例えば、“processing(処理する)”、“computing(計算する)”、“calculating(算出する)”、“determining(判定・決定する)”、“establishing(構築する)”、“analyzing(分析する)”、“checking(照合・確認する)”のような用語を使用する本明細書中の説明は、コンピュータのレジスタおよび/またはメモリ内の物理(例えば、電子)量として表されるデータを、コンピュータのレジスタおよび/またはメモリまたは操作および/またはプロセスを行う命令を記憶することができるその他の情報記憶媒体内の物理量として同様に表現されるその他のデータへと、操作および/または変換する、コンピュータ、計算プラットフォーム、計算システムまたはその他の電子計算デバイスの1または複数のオペレーションおよび/または1または複数のプロセスを指すことがある。]
[0050] “plurality(複数)”および“a plurality”という用語には、本明細書で使用されるときに、例えば、“複数”または“2またはそれ以上”が含まれる。例えば、“a plurality of items(複数のアイテム)”には、2またはそれ以上のアイテムが含まれる。]
[0051] 幾つかの実施形態は、1またはそれ以上の有線または無線リンクを含むことができ、無線通信の1またはそれ以上のコンポーネントを利用することができ、無線通信の1またはそれ以上の方法またはプロトコルなどを利用することができる。幾つかの実施形態は、有線通信および/または無線通信を利用することができる。]
[0052] 幾つかの実施形態は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車両用デバイス、非車両用デバイス、モバイルまたはポータブルデバイス、非モバイルまたは非ポータブルデバイス、無線通信ステーション、無線通信デバイス、有線または無線ネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、無線MAN(WMAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、無線WAN(WWAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、無線PAN(WPAN)、既存のIEEE802.11,802.11a,802.11b,802.11e,802.11g,802.11h,802.11i,802.11n,802.16,802.16d,802.16e標準および/または将来版および/または派生版および/または上記標準のロングタームエボリューション(LTE)に基づいて動作するデバイスおよび/またはネットワーク、上記ネットワークの一部であるユニットおよび/またはデバイス、一方向および/または双方向の無線機通信システム、セルラー無線電話通信システム、セルラーフォン、無線電話、パーソナルコミュニケーションシステム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、多重入出力(MIMO)トランシーバまたはデバイス、単一入力多重出力(SIMO)トランシーバまたはデバイス、多重入力単一出力(MISO)トランシーバまたはデバイス、1またはそれ以上の内部アンテナおよび/または外部アンテナを有するデバイス、無線または有線ハンドヘルドデバイス(例えば、BlackBerry(登録商標)、Palm Treo(登録商標))、無線アプリケーションプロトコル(WAP)デバイスなど、様々なデバイスおよびシステムと併せて使用することができる。]
[0053] 幾つかの実施形態は、例えば、無線周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重(TDM)、時分割多重アクセス方式(TDMA)、拡張TDMA(E−TDMA)、汎用パケット無線システム(GPRS)、拡張GPRS、符号分割多重アクセス方式(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA)、CDMA2000、マルチキャリア変調(MDM)、離散マルチトーン(DMT)、Bluetooth(登録商標)、全地球測位システム(GPS)、Wi−Fi、Wi−MAX、ZigBee(登録商標)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、2G、2.5G、3G、3.5Gなど、1またはそれ以上の種類の無線通信信号および/またはシステムと併せて使用することができる。幾つかの実施形態は、様々なその他のデバイス、システムおよび/またはネットワークにおいて使用することができる。]
[0054] 幾つかの実証的な実施形態は、金融商品、例えば、ストックオプションに対応する取引アイデアの生成との関連で、本明細書に記載されている。しかしながら、幾つかの実施形態がその他の金融商品および/またはマーケットに適用可能であり、実施形態がストックオプションに限定されるものではないことに留意されたい。当業者であれば、例えば、オプションおよび/またはオプションのような証券、その他のデリバティブおよび、株式または債券のような非デリバティブなどを含むその他の金融商品に、幾つかの実施形態を適用することができる。一例として、オプションは、必要に応じて所与の金融商品に固有の因子に適合させる変数を有する、金利先物オプション、商品オプションおよび/または天候オプションのような非資産商品のオプションなどを含むことができる。]
[0055] 幾つかの実証的な実施形態は、取引アイデアとの関連で本明細書に記載されている。しかしながら、幾つかの実施形態は、例えば、条件規定書、取引契約、取引概要、取引確認、取引報告、取引調整、取引決済、ヘルプおよびトレーニングドキュメントなど、任意のその他の適当な商品をカスタマイズするために適用できることに留意されたい。]
[0056] 幾つかの実証的な実施形態は、例えば、銀行、ブローカ、および/または、金融商品取引および/または処理のある態様と関連する組織などの適当な任意の金融機関によって、実施または利用することができる。]
[0057] 取引アイデアおよび/または条件規定書は、複雑な金融商品のマーケティングおよび販売の過程で必要であると考えられる。取引アイデアは、例えば、以下のような様々な課題を提示することができる。
1.非常に様々な可能性のある金融商品およびコンポーズド取引および/またはストラクチャード取引が存在し、それらが非常に複雑である可能性がある。生成する分配および/または管理プロセスを標準化および自動化することは非常に煩雑となる可能性がある。
2.新しい金融商品および取引種類が頻繁に加えられる。それらを取引アイデアでサポートする必要がある。
3.取引アイデアを手動または半手動で準備するのは、特にシミュレーションが含まれるときに、時間が掛かり、多くの専門知識と労力を必要とする可能性がある。
4.色彩、フォントおよびファイル形式(Excel(登録商標)、Word(登録商標)など)についてのようなグラフィカルカスタマイゼーション、並びに、言語、現地の規制および法的要件および慣習についてのローカライゼーション。
5.既存の取引アイデアの保存、管理および再使用/編集は、ビジネスまたは規制目的で必要とされるが、基礎となる専用の柔軟な仕組みが無く、煩雑なものとなり得る。
6.例えば、銀行および/またはブローカなどの各金融機関は、個々のマーケティング、ブランド化、取引、リスク管理方針を有するため、組織特有のカスタマイゼーションを確実に生成および維持する能力を提供しなくてはならない。
7.環境は競争が激しく動的であり、一人の販売員および全体管理がともに、マーケットおよびクライアントの要求の変化に迅速に反応および起動することを可能にしなければならない。]
[0058] 概要として、幾つかの実施形態は、特別に書式設定、カスタマイズおよび/またはデザインされた商品の自動生成および/または伝達する方法、装置および/またはシステムを含む。上記商品は、例えば、1またはそれ以上の金融商品からなる売買取引に対応する提案のアウトライン等を詳述した電子ドキュメントの形式の取引アイデア、および/または、詳細、定義、例えば支払期日および条件等の取引の条件を記載した条件規定書である。]
[0059] 幾つかの実施形態は、カスタマイズされた商品を自動的に生成することができる商品生成アプリケーションを含み、それにより、任意の種類の商品の自動生成のための、広範囲で、一般化されて、適応可能でかつ/またはカスタマイズ可能な解決策を提供する。そのような解決策は、例えば、銀行の販売員または“ストラクチャ”のような実行者により、例えば、競争力を維持して彼ら自身のクライアントに尽くすために、必要とされることがある。]
[0060] 幾つかの実施形態では、商品生成プログラムが、カスタマイズされた専用的かつ/または適当な商品を、例えば、管理者および/またはユーザ選択により規定されるパラメータに基づいて、自動的に生成することができる。商品生成プログラムは、ブランド、レイアウト、スタイル、内容などの面で、商品の部分的または全体的なカスタマイゼーションを可能とすることができる。]
[0061] 後で詳細に述べるように、幾つかの実施形態においては、商品生成アプリケーションが、1またはそれ以上の取引の属性および/または所定の言語などの1またはそれ以上のユーザ関連属性に基づいて、取引に対応する商品の1またはそれ以上のセクションに含まれる内容を自動的に決定することができる。]
[0062] 後で詳細に述べるように、幾つかの実施形態においては、商品生成アプリケーションが、例えば、管理者などの1またはそれ以上の予め設定されたユーザにより規定されるカスタマイズされたマスターページレイアウトに基づいて、商品のセクションの配置および/またはレイアウトを決定することができる。]
[0063] 幾つかの実施形態では、商品生成プログラムを、例えば、銀行、ブローカなどの任意の適当な金融機関が実行して、金融機関、例えば、金融機関の販売部門によって提供される任意の適当な金融取引に対応する、例えば、取引アイデアおよび/または取引条件書などの、カスタマイズされた商品を生成することができる。商品のカスタマイゼーションは、例えば、販売部門および/または金融機関の効率性、生産性、高度化、保守性および/または収益性を改善することができる。]
[0064] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーションが、任意の適切なコード、言語、スタイルまたは金融商品マークアップ言語(FpML)またはその他の適切なフォーマットのようなフォーマットの、取引のパラメータ化された記述、関連するマーケット条件パラメータ、および/または任意の適当なユーザカスタマイゼーション、スタイリング、フォーマット化および/または商品パラメータを入力として受け入れることができる。]
[0065] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーションが、1またはそれ以上の出力商品を生成することができ、その商品には、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書が含まれ、それらを、マイクロソフト・エクセル(登録商標)、マイクロソフト・ワード(登録商標)、マイクロソフト・パワーポイント(登録商標)、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、ポータブルドキュメントフォーマット(PDF)、リッチテキストフォーマット(RTF)などの業界標準フォーマットで、電子商品、例えばドキュメントまたはファイルとして形式化することができる。出力フォーマットは、人間が読み取り可能または機械のみが読み取り可能なフォーマットを含むことができる。一実施例においては、取引アイデアドキュメントが、例えば後で詳細に述べるように、取引の分析と、選択的には、1またはそれ以上のその他のカスタマイズされたデータ、情報、値、および/または、例えば、ヘッダ、フッタ、アイコン、企業ロゴ、グラフ、任意のサポートされた自然言語の説明テキストおよび免責条項などの領域を含むことができる。]
[0066] 幾つかの実施形態では、カスタマイズされた商品が、例えば、後述するように、任意の適当なドキュメントレイアウト、スタイルおよび/または内容に適合するようにユーザによりカスタマイズすることができる複数のサブコンポーネントにより構成されるものであってもよい。]
[0067] 幾つかの実施形態では、商品生成プログラムが、マーケティングキャンペーンの生成と同様に、例えば、アーカイブ、サーチおよびレポート機能を使用して、クライアント管理をサポートすることができる。]
[0068] 幾つかの実施形態では、商品が、例えば、計算装置内で作動されるときに、動的および/またはインタラクティブファイルを含み、例えば、適当な計算機能を使用して、ユーザが商品をインタラクティブおよび/または動的に編集することを可能にするものであってもよい。]
[0069] 幾つかの実施形態では、商品生成プログラムが、例えば、商品に対応する取引のオンライン実行などの実行および/または取引を可能にするフォーマットを有する、例えば、実行可能な取引アイデアおよび/または条件規定書など、実行可能な商品を生成することができる。]
[0070] 幾つかの実施形態では、例えば、価格の見積もりまたは交渉、商品に含まれる金融商品の売買契約の締結を行うために、コンピュータネットワークを介して商品を取引相手に、あるいは、取引所のような取引ハブに送ることができる方法で、商品を構成することができる。]
[0071] 幾つかの実施形態では、商品が、既に実行された取引を“決済”する目的で構成された“決済”商品を含むことができる。コンピュータネットワークを介して商品を、例えば、取引相手、手形交換所、証券保管機関または中央カウンターパティ(CCP)(市場参加する売り手に対する買い手、並びに、市場参加する買い手に対する売り手としての役割を果たす機関)のような関連パーティに送ることができる方法で、“決済”商品を、例えば、内容および/またはフォーマットで構成することができる。“決済”は、買い手または売り手が決済前に支払い不能になったとしても、市場ルールに従って取引を確実に処理するために、取引後、決済前の与信管理を伴うものであってもよい。“決済”は、報告/監視、リスクマージン、シングルポジションに対する相殺取引、税金処理、破綻処理などの操作を含む。]
[0072] 幾つかの実施形態では、商品の伝達は、任意の既存の公共または専用の伝送またはメッセージ通信プロトコルを含み、それには、ファイル転送プロトコル(FTP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、HTTPセキュア(HTTPS)、Fax送信、電子メール(E−mail)および/または電話伝送が含まれるが、それらに限定されるものではない。別の実施形態では、内部または公衆ウェブサイト上などに商品を掲載することができる。]
[0073] ここで、図1を参照すると、幾つかの実証的な実施形態に係るシステム100のブロック図が概略的に示されている。] 図1
[0074] システム100は、1またはそれ以上のユーザが金融商品の取引の構成、値付けおよび/または分析を可能にするとともに、金融商品の取引に対応するカスタマイズされた商品を生成することを可能にする、例えば、PC、ラップトップコンピュータ、PDAデバイス、コンソールおよび/または端末などの1またはそれ以上のユーザステーションまたはデバイス102を含む。商品には、任意の適当な金融商品、例えば、デリバティブ資産クラス、外国為替(FX)、金利、エクイティ、商品、債券などの任意の適当な取引、売買および/または構築に対応する、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書を含むことができる。]
[0075] デバイス102のユーザには、例えば、ビジネスアナリスト、企業ストラクチャリングマネージャ、販売員、トレーダー、リスクマネージャ、営業部門、事務管理部門、経営管理部門、システム管理者などが含まれる。]
[0076] デバイス102は、適当なハードウェアコンポーネントおよび/またはソフトウェアコンポーネント、例えば、プロセッサ、コントローラ、メモリユニット、記憶ユニット、入力ユニット、出力ユニット、通信ユニット、オペレーティングシステム、アプリケーションなどを使用して実行することができる。]
[0077] 幾つかの実施形態では、システム100は、後述するように、ユーザ102によって規定される1またはそれ以上の取引に対応する、1またはそれ以上のカスタマイズされた商品、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書を生成することができる商品生成アプリケーション129を含むことができる。]
[0078] また、システム100は、ユーザ102と商品生成アプリケーション129との間を結び付けるインターフェース110を含むこともできる。インターフェース110は、選択的には、ユーザ102と1またはそれ以上のFIシステムおよび/またはサービス140との間を接続することができる。サービス140は、例えば、1またはそれ以上のリスク管理システム142、1またはそれ以上の値付けサービス144、1またはそれ以上の分析サービス145、1またはそれ以上の取引システム143、1またはそれ以上の交換接続システム148、1またはそれ以上のマーケットデータシステム149および/または1またはそれ以上のその他の適切なFI関連のサービス、システムおよび/またはプラットホームを含むことができる。追加的または代替的には、インターフェース110は、商品生成アプリケーション129と、その他の適切な計算モジュール、例えば、FIシステム、CRMシステム、アーカイブ、電子メールサービス、HTTPサービス、FTPサービス、アプリケーション、および/または、例えば後述するように、商品生成アプリケーション129に例えば自動的にインプットを与えることができ、かつ/または、商品生成アプリケーション129により生成された商品を受け取ることができる任意の適当なモジュールとを相互に接続することができる。]
[0079] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、FIシステム/サービス140の一部として、かつ/または、その他の任意の適当なシステムまたはモジュールの一部、例えば、任意の適当なサーバの一部として実行することができる。]
[0080] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、任意の適当な計算システム113によって実行される局所または遠隔アプリケーションを含むことができる。例えば、計算システム113は、商品生成命令119を内部に格納する適当なメモリ117と、商品生成命令119を実行して、商品生成アプリケーション129をもたらす適当なプロセッサ115とを含むことができる。幾つかの実施形態では、計算システム113が、商品生成アプリケーション129の機能をユーザ112に与えるサーバを含むことができる。その他の実施形態では、計算システム113がユーザステーション102の一部であってもよい。例えば、商品生成命令119は、別の計算システムからユーザ102によりダウンロードおよび/または受信されて、その結果、商品生成アプリケーション129がユーザ102によりローカルに実行されるものであってもよい。例えば、命令119は、例えばユーザ装置102のプロセッサによって実行される前に、ユーザ装置102のメモリまたは任意の適当な短期メモリまたはバッファに例えば一時的に記憶、または受信されるものであってもよい。その他の実施形態では、計算システム113が、その他の適当な計算構成および/またはスキームを含むものであってもよい。]
[0081] 幾つかの実施形態では、計算システム113が、1またはそれ以上のFIシステム/サービス140を実行することもできる。その他の実施形態では、商品生成アプリケーション129が、1またはそれ以上のFIシステム/サービス140とは別に、実行することができる。]
[0082] 幾つかの実施形態では、インターフェース110が、商品生成アプリケーション129、FIシステム/サービス140の一部として、かつ/または、その他の任意の適当なシステムまたはモジュールの一部、例えば、任意の適当なサーバの一部として実行することができる。]
[0083] インターフェース110は、デバイス102の一部と関連するか、かつ/または、デバイス102の一部として含むことができる。一実施例において、インターフェース110は、例えば、ミドルウェアとして、任意の適当なアプリケーションの一部として、かつ/またはサーバの一部として、実行することができる。インターフェース110は、任意の適当なハードウェアコンポーネントおよび/またはソフトウェアコンポーネント、例えば、プロセッサ、コントローラ、メモリユニット、記憶ユニット、入力ユニット、出力ユニット、通信ユニット、オペレーティングシステム、アプリケーションを使用して実行することができる。幾つかの実施形態では、インターフェース110は、ウェブベースのストラクチャリング/値付けアプリケーション、ウェブサイト、ウェブページ、スタンドアロンのアプリケーション、プラグイン、ActiveXコントロール、リッチコンテントコンポーネント(例えば、Flash(登録商標)またはShockwave(登録商標)コンポーネント)などを含むか、あるいはそれらの一部とすることができる。]
[0084] インターフェース110は、金融商品を規定し、金融商品に対応する取引を規定および/または構築し、取引の価格設定を受け取り、取引を分析し、取引に対応する商品、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書をカスタマイズし、かつ/または、ユーザのストラクチャリング/値付け操作を制御および/または分析するために、ユーザがコマンドを入力することができるように構成することができる。]
[0085] 幾つかの実施形態では、インターフェース110が、本明細書に記載されるように、1またはそれ以上の商品生成インターフェースツール112、例えば、1またはそれ以上のカスタマイズされた取引アイデアおよび/または条件規定書生成インターフェースツールを含む。取引アイデア生成ツール112は、例えば、選択された資産、オプションクラス、通貨、現在の価格設定、支払い、ユーザが取引アイデアを生成することを決めたら手動で加えることができる概念的およびその他の関連する値に基づいて、任意の適当な商品のストラクチャリング、値付けおよび/または分析において、取引のために商品の生成を可能にするものであってもよい。]
[0086] 幾つかの実施形態では、システム100は、例えば、本明細書に記載のように、ユーザ102に関連するデータ、ユーザにより規定される1またはそれ以上の取引に関連するデータ、および/または、1またはそれ以上のカスタマイズされた商品構成および/またはレイアウトを記憶する、少なくとも1つのデータベース121を含むこともできる。一実施例においては、データベース121が、例えば、後述するように、以前に生成された商品に関連するデータを格納することができる。]
[0087] 幾つかの実施形態では、ユーザ102が、少なくとも1つの金融商品に関して、少なくとも1の取引(“売買”)を規定および/または構築することができる。例えば、ユーザ102は、インターフェース110により、ストラクチャサービス147を利用して、取引を構築することができる。]
[0088] 幾つかの実施形態では、ユーザ102が、取引に対応するカスタマイズされた商品を生成するために、インターフェース110および/またはツール112を使用して、商品生成アプリケーション129に指示することができる。一実施例において、商品生成ツール112は、インターフェース110の“販売ツール”ボタン/メニューからアクセスすることができる。]
[0089] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、例えば、値付けサービス144および/またはストラクチャサービス147から、取引を規定する1またはそれ以上の取引関連のパラメータの複数の値を含む取引情報を受け取ることができる。一実施形態においては、商品アプリケーション129が、例えば、金融商品マークアップ言語(FpML)構成等として一般的に表現された構成金融商品のリストを含む、取引のパラメータ化された記述を含む入力を受け入れることができる。これは、サポートされた取引および金融商品の普遍性、適用範囲および拡張性を最大化することができる。その入力は関連マーケットデータ値を含むことができる。例えば、商品アプリケーション129は、ストラクチャサービス147から取引の複数の属性を受け取ることができる。商品アプリケーション129は、値付けサービス144から、取引に対応する1またはそれ以上の値付けパラメータを受け取ることもできる。商品アプリケーション129は、例えば、後述するように、ユーザ102に対応するユーザ情報も受け取ることができる。]
[0090] 幾つかの実施形態では、商品アプリケーション129が、取引に対応するカスタマイズされた電子商品、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書を自動的に生成することができる。商品は、任意の適切なフォーマット、例えば、マイクロソフト・エクセル(登録商標)、マイクロソフト・ワード(登録商標)、マイクロソフト・パワーポイント(登録商標)、RTF、HTML、PDF、様々なXMLコーディングなどで生成することができる。]
[0091] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129が、1またはそれ以上のセクションを規定してそれぞれ1またはそれ以上の内容要素(“ウィジェット(widgets)”とも呼ばれる)を含む予め定義された商品レイアウトに基づいて、商品を生成することができる。内容要素は、例えば、テキスト、グラフ、チャートなど、異なるタイプの内容要素を含むことができる。内容要素は、例えば、後述するように、サイズ、形状、スタイルおよび/または実際の内容について完全にカスタマイズすることができる。1またはそれ以上のデフォルトの内容要素は、例えば、後述するように、例えば、“オプション説明”、“利益”、“不利益”、“シナリオ分析”、“支払いチャート”、“支払いテーブル”、“履歴チャート”、“法的免責条項”などを含むように規定することができる。]
[0092] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129が、XML標準定義またはその他の種類の商品の定義を含む記録を生成することができ、それは、更なる再利用、編集および/またはアーカイビングのために使用することができる。例えば、XML定義はデータベース121内に格納することができる。]
[0093] 幾つかの実施形態では、取引の属性を、カスタマイズされたストラクチャリング(“ストラテジを探す(LFS)”)アプリケーション183から受け取ることができる。一実施形態では、メモリ117が、カスタマイズされたストラクチャリング命令187をその内部に格納し、プロセッサ115が、カスタマイズされたストラクチャリング命令187を実行して、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183をもたらす。その他の実施形態では、カスタマイズされたストラクチャリング命令187を、その他の任意の適当な計算デバイスおよび/またはサーバによって実行および/または記憶することができる。例えば、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183は、ストラクチャリングサービス147の一部として、またはその他の任意の適当なシステムおよび/またはサービスとして、実行することができる。]
[0094] 幾つかの実施形態では、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183が、1またはそれ以上の金融資産に関してストラテジ要件を規定する複数のストラテジパラメータを受け取ることができる。カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183は、ストラテジパラメータに基づいて、少なくとも1つのストラクチャード取引を自動的に決定し、かつストラクチャード取引を規定する取引情報を商品生成アプリケーション129に提供することができる。]
[0095] その後、商品生成アプリケーション129は、ストラクチャード取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成することができる。例えば、ユーザ102は、例えば、図5に関して後述するように適切なインターフェースツールを使用して、例えば、異なる通貨および期日で支払う支払金または受け取る債権、または、異なる通貨で債務を返済するための利息、物的消費または燃費などのような1またはそれ以上の金融資産に関するユーザの金融リスク資産を、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183に与えることができる。カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183は、様々なデリバティブおよび/またはヘッジストラテジにより、リスク資産をヘッジするための提案を決定することができ、それは、ストラクチャのコスト、最大損失対フォーワードまたは先物の使用などのような、ユーザ102が入力する幾つかの要件を満足する幾つかの可能性のあるストラクチャを含むことができる。カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183は、1またはそれ以上の提案されカスタマイズされたストラクチャを商品生成アプリケーション129に自動的に与えることができ、それは1またはそれ以上の商品、例えば、取引アイデアを生成して、1またはそれ以上の提案されカスタマイズされたストラクチャを分析することができる。] 図5
[0096] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、例えば、為替レート、金利、物価などの広範囲におけるヘッジの効率のような任意の適切な基準に従って、異なる提案されカスタマイズされたストラクチャを比較する“比較”商品を生成することができる。]
[0097] 幾つかの実施形態では、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183が、例えば、図5に関して後述するように、インターフェース100を使用して、例えば、ユーザ102によって規定される適当な選択基準に基づいて、異なる提案されカスタマイズされたストラクチャの中から、カスタマイズされたストラクチャを選択することができる。このため、アプリケーション187および129は、金融ストラテジパラメータおよび選択基準に基づいて規定されたカスタマイズされたストラクチャに対応するカスタマイズされた商品を自動的に生成することができる。] 図5
[0098] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129が、予め定義されカスタマイズされたストラクチャ商品レイアウトに基づいて、カスタマイズされたストラクチャに対応する商品を生成することができる。カスタマイズされたストラクチャレイアウトは、例えば、カスタマイズされたストラクチャの特徴を要約する内容を含む“概要”セクション、例えば、ヘッジストラテジストラクチャに対応する債務返済コストグラフ、投資家ストラテジストラクチャに対応するパフォーマンス分析グラフなど、カスタマイズされたストラクチャに対応する1またはそれ以上のグラフを含む“グラフ”セクション、カスタマイズされたストラクチャを説明する内容を含む“説明”セクション、および/または任意のその他の適当なセクションおよび/または内容を含むことができる。]
[0099] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、金融機関、例えば、銀行、ブローカおよび/またはヘッジファンド、およびそれらのクライアント間で取引アイデアおよび/または条件規定書を生成および管理するための完全なライフサイクルを可能にするために、完全にカスタマイズ可能な解決策を提供することができる。]
[0100] 幾つかの実施形態では、金融機関、例えば、銀行、ブローカおよび/またはヘッジファンドの、例えば、管理者が、一組の規定されたユーザ、例えば、販売員により使用されることとなる共通のブランド化可能スタイルとして、ロゴ、法的免責条項、バナー、レターヘッドおよび/またはその他の任意の適当な商品のプロパティを設定することができる。ユーザ102は、図3に関して後述するように、例えば、ツール300を使用して、商品の予め設定された異なる内容要素について、内容を編集および/または生成することができる。] 図3
[0101] 一実施例において、金融機関、例えば、銀行またはブローカは、例えば、クライアントの要求に応じて、かつ/またはストラクチャを宣伝するために、クライアントに対して取引を提案したいこともある。例えば、上述したように、ユーザ102、例えば、販売員、ストラクチャリングの専門家および/またはトレーダは、例えば、ストラクチャサービス147、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183および/または値付けサービス144を使用して、提案された取引をモデル化することができる。ユーザ102が取引構成に満足すると、ユーザ102は、例えば、ツール112を使用して、商品生成アプリケーション129を起動することができる。]
[0102] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、ストラクチャのパラメータおよび/またはユーザのカスタマイゼーションプレファレンスを取り出すとともに、最も適当な内容要素を選択して、それらを、商品レイアウト、例えば、デフォルトレイアウトに配置することができる。その後、ユーザ102は、例えば、図8乃至12に関して後述するように、提案された商品をプレビューし、異なるレイアウトを選択するか、またはドラッグ&ドロップでウィジェットを動かすことにより、レイアウトを変更し、かつ/または、ウィジェットの何れかを完全に編集し、かつその内容またはスタイルを変更することができる。]
[0103] 幾つかの実施形態では、ユーザ102が提案された商品をプレビューして、それに満足すると、ユーザ102は取引アイデアおよび/または条件規定書を生成し、例えば、ツール112を使用して、出力フォーマット、例えば、ワード(登録商標)、RTF、パワーポイント(登録商標)、PDF、HTMLなど、および/または、伝達方法、例えば、ハードコピーした書面、メール添付、SD−CHATへの添付、ウェブサイト上での商品のポスティングなどを選択することができる。]
[0104] 幾つかの実施形態では、ユーザ102が商品を受け取ると、ユーザ102は、例えば、インターフェース110を使用して、カスタマイズされた商品をモデル化することができる。ユーザ102が得られた商品を気に入った場合には、ユーザ102は銀行へRFQ(見積要求)を始めて、実際の取引を始めることができる。価格が交渉されると、取引がアーカイブに保管され、その取引を銀行のポジション・リスクシステムに直接流すことができる。]
[0105] 別の実施例においては、商品生成アプリケーション129を、取引後の分析に使用することができる。ユーザ、例えば、販売員、デスクの代表等は、データベース121内を探索して、どの取引アイデアが取引を生成し、どれが生成しなかったのかを分析することができる。ユーザは、クライアントパターンを分析し、クライアントからの収益でそれらを相互参照することができる。]
[0106] 別の実施例においては、販促キャンペーンに商品生成アプリケーション129を使用することができる。金融機関、例えば、銀行またはブローカは、金融機関が販売しているストラクチャのための個人向け取引アイデア提案および/または条件規定書の生成を可能にするシームレスな方法で、ストラクチャを販売促進することがある。]
[0107] 別の実施例においては、クライアント関係管理(CRM)に商品生成アプリケーション129を使用することができる。ユーザ、例えば、デスクの任意の販売員は、どの取引アイデアがクライアントに提案されたのかを把握することができ、その履歴に基づいてフォローアップを行うことができる。]
[0108] 別の実施例においては、自動更新ビジネスに商品生成アプリケーション129を使用することができる。ユーザ、例えば、販売員は、データベース121を使用して、以前の商品、例えば、取引アイデアおよび/または条件規定書を、新しいパラメータで容易に再生成することができる。]
[0109] 別の実施例においては、スタンドアロンのサービスとして商品生成アプリケーション129を使用することができる。例えば、値付けサービス123によってプロセスを始めるのではなく、ユーザは、例えば、ツール112を使用して、取引構成を直接商品生成アプリケーション129に入力することができる。]
[0110] 後述するように、商品生成アプリケーション129は、銀行が彼らのロゴ、バナー、レターヘッド、スタイル、余白、色彩などを組み込むことを可能にすることにより、各クライアント、例えば、銀行によって簡易なブランド化および/または差別化を可能にすることができる。]
[0111] 後述するように、商品生成アプリケーション129は、管理者が共有および/または個別の商品レイアウトテンプレートを作成するのを許容することができる。各商品レイアウトテンプレートにおいて、管理者は、どのウィジェットを含ませたいのか、それらをページ上でどのように配置するのか、それらの各々をどのようなサイズとしたいのかを、それぞれ決定することができる。各“レイアウト”テンプレートは、例えば、予め設定された権限に基づいて、1またはそれ以上のユーザによってアクセス可能なものとすることができる。]
[0112] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129および/またはツール112は、見た通りのものが結果に反映される(WYSIWYG)エディタおよびプレビューモード、任意のステージにおける十分な編集能力、ウィジェットの生成および編集を段階的にガイドするウィザードを含むことができる。]
[0113] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、異なる言語の異なる順列を有する、可能性のある各商品を詳細に説明するデフォルト内容要素の一式を含むことができる。ユーザ102は、図2および図3に関して後述するように、それらデフォルト内容要素の各々を編集することができ、かつ/または、ユーザ自身の内容要素を生成することができる。内容要素は、後述するように、取引に特有または“プレースホルダ”を有する一般的なものとすることができる。] 図2 図3
[0114] 幾つかの実施形態では、例えば、後述するように、商品生成アプリケーション129が、取引の具体的なストラクチャを受け取り、例えば、その取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、その具体的なストラクチャに最も適当な内容を選択することができる。商品生成アプリケーション129は、任意の微細な精度で、差別化およびパラメータ化のサポートを行うことができ、それにより、高度に分化または目標設定された取引アイデアおよび/または条件規定書の生成を潜在的に許容することができる。商品生成アプリケーション129は、例えば、ユーザの好みと、デフォルトレベル、銀行のレベルあるいは彼ら自身の内容に貢献することができる個人のユーザレベルの内容を有するサポートに基づいて、最も適当な内容を選択することができる。その後、商品生成アプリケーション129は、選ばれた取引アイデアおよび/または条件規定書中の“プレースホルダ”を、具体的な取引に対応する実際のデータに置換することができる。これは、例えば、後述するように、取引の具体的なパラメータに基づいて言い回しを実行時に決定することとなる内容要素を使用することを許容することができる。]
[0115] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129を値付けサービス144と完全に統合することができ、それにより、値付けサービス144から商品生成アプリケーション12へのモデル化されたストラクチャの流れを可能とすることができ、同様に、その反対も可能である。また、商品生成アプリケーション129を取引サービス143と統合することもでき、それにより、商品生成アプリケーション129により生成された取引アイデアから見積依頼をクライアントが生成することを可能とすることができる。また、商品生成アプリケーション129を適当なチャットシステムと統合することもでき、それにより、ユーザが任意のフォーマットで商品を生成して、それを、チャットシステムを介してユーザに送信することを可能とすることができる。]
[0116] また、図2を参照すると、幾つかの実施形態に係る商品200が概略的に示されている。幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が商品200を自動的に生成することができる。] 図2
[0117] 図2に示すように、商品200は、商品レイアウト部(“表面”)210を含むことができ、それは、後述するように、予め設定された商品レイアウトテンプレートに基づくものとすることができる。また、商品200は、ヘッダ部204、フッタ部202、右余白部208および/または左余白部206も含むことができる。商品生成アプリケーション129は、例えば、後述するように、予め設定されたマスターページに基づいて、商品200の1またはそれ以上のレイアウト属性を定義することができる。例えば、ヘッダ部212は、例えば、後述するように、任意の適当なヘッダ内容212および/または任意の適当なロゴ214を含むことができ、かつ/または、フッタ部202は、任意の適当なフッタ内容246および/またはロゴ248を含むことができる。] 図2
[0118] 1またはそれ以上の商品は、例えば、後述するように、一般的なレイアウトマスターページ(“マスターページ”)を共有することができる。商品表面210は、具体的な各商品のためにカスタマイズすることができる。ユーザは、例えば、本明細書に記載のように、位置、テキストを変更すること、あるいは追加的または異なるプレースホルダを使用することにより、表面210を編集することができる。各言語毎に専用のマスターページを設けることができる。クライアント、例えば、銀行は、マスターページと商品を随意にカスタマイズすることができる。]
[0119] 幾つかの実施形態では、ツール112(図1)は、ユーザ102(図1)が商品レイアウトテンプレートを編集して、自身の要求に適合させること、あるいは、そのユーザが商品を生成しようと試みているシナリオに対して何も存在しない場合に、新しい商品レイアウトテンプレートを作成することを許容するように構成することができる。予め設定された商品テンプレートが存在しない場合には、ツール112(図1)が、適当なメッセージでユーザ102(図1)を促すことができる。] 図1
[0120] 幾つかの実施形態では、例えば、後述するように、例えば、どの内容要素を使用するのか、それらの位置、プロパティ、デフォルト値等をどうするのかを定義するために、商品レイアウトをカスタマイズすることができる。商品レイアウトテンプレートおよび/またはマスターページの更新のために、異なる認証レベルを定義することができる。一実施例においては、管理者(顧客の管理者)のみによってマスターページをカスタマイズすることができ、かつ/または、すべての種類のユーザ(管理者または一般ユーザ)によって商品レイアウトテンプレートをカスタマイズすることができる。]
[0121] 幾つかの実施形態では、商品200は、任意の適当な言語、例えば、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語および日本語等の言語のうちの1またはそれ以上で、書式を整えることができる。商品生成アプリケーション129(図1)は、例えば、ユーザ言語プロパティに基づいて、商品200の生成のために使用するレイアウトテンプレートを選択することができる。例えば、ユーザの選択した言語と一致する言語を有するレイアウトテンプレートを使用することができる。同一の言語を有するレイアウトテンプレートが見付からない場合には、商品生成アプリケーション129(図1)が、予め設定されたデフォルト言語、例えば、英語を使用するようにしてもよい。レイアウトテンプレートの様々なセットを、例えば、様々な言語について定義することができる。] 図1
[0122] 幾つかの実施形態では、取引アイデアレイアウトテンプレートが、例えば、[1]どのセクションが商品に使用されるのか、[2]内容要素を使用できるアクセス可能なリソース、および[3]内容要素とそのプロパティの各々の位置を記載したインスタンスデータのうちの、1またはそれ以上を含むメタデータの定義を含むことができる。]
[0123] 幾つかの実施形態では、レイアウト部210は、1またはそれ以上のそれぞれの内容要素を含む1またはそれ以上のセクションを含むことができる。セクションの高さおよび/または幅は、動的にカスタマイズすることができる。ユーザは、例えば“ドラッグ&ドロップ”を使用して、表面210上のセクションの位置を修正することができる。]
[0124] 例えば、レイアウト部210は、内容要素218,242,244,232,238,236および/または233をそれぞれ含むセクション216,222,224,226,228,230および/または231を含むことができる。1またはそれ以上の属性、例えば、セクション216,222,224,226,228,230および/または231の寸法、レイアウト色、フォントなどは、例えば、後述するように、商品レイアウトに基づいて、定義および/または構成することができる。]
[0125] 幾つかの実施形態では、内容要素218,242,244,232,238,236および/または233は、例えば、
・クライアントのビジネスリスク原資産または投資目的、
・全体的な市場情勢、
・構成する金融商品の各々の詳細なパラメータ化されたアウトライン(そのようなアウトラインは、権利行使価格、満期日および名目元本などのようなパラメータを含むことができる)、
・様々な結果的なマーケットシナリオ、取引変化、銀行およびクライアント行為の下での取引(ストラテジ)の成果/配当の記述および分析、
・取引が予め設定されたリスク資産、ヘッジ状況および/または目的に如何に対処するのかの分析、
・取引の利益、
・取引の不利益、
・リスクプロファイル分析、
・コストと支払条件、
・1またはそれ以上のその他の取引ストラテジとの比較、
・計画対象期間、取引の変化(例えば、権利行使価格)および市場シナリオ(金利レベル、為替レートなど)のようなパラメータに対する様々な感度のシミュレーション分析、
・契約上の期限、設定期限および/または法定期限および/または免責条項、
・金融機関、例えば、銀行/ブローカに関するマーケティングおよびブランド情報、および/または
・任意のその他の適当な内容、
などの予め設定された任意の適当な内容を含むことができる。]
[0126] 内容要素218,242,244,232,238,236および/または233は、任意の適当なテキスト、図表、画像の内容および/またはその他の適当なテキスト内容および/またはグラフィカル内容を含むことができる。]
[0127] 一実施形態においては、セクション216が“アウトライン”セクションを含み、内容要素218が取引のアウトラインに関する内容を含み;セクション222が“値付け”セクションを含み、内容要素242が取引の値付けパラメータに関する内容を含み;セクション228が“利益”セクションを含み、内容要素238が取引の利益の記述内容を含み;セクション230が“不利益”セクションを含み、内容要素236が取引の利益の記述内容を含み;セクション226が“配当”セクションを含み、内容要素232が取引の配当の分析内容を含み;セクション231が“免責条項”セクションを含み、内容要素233が1またはそれ以上の法的および/または金融免責条項を含むようにしてもよい。一実施形態においては、レイアウト部210が、その他の任意の数のセクションを含み、かつ/または1またはそれ以上のセクション216,222,224,226,228,230および231が、その他の任意の適当な種類のセクションを含むようにしてもよい。例えば、1またはそれ以上のセクション216,222,224,226,228,230および231は、取引のストラクチャの記載内容を含む“ストラクチャ”セクション、取引の1またはそれ以上の可能性のある結果の記載内容を含む“結果”セクション、取引の特徴の要約内容を含む概要セクション、取引を1またはそれ以上のその他のストラテジおよび/または取引と比較した内容を含む“比較”セクション、取引のリスク分析に関連する内容を含む“リスク分析”セクション、取引の条件、例えば、支払いおよび/またはコスト条件の記載内容を含む“条件”セクション、および/または任意のその他の適当なセクションを含むことができる。]
[0128] 幾つかの実施形態においては、内容要素218,242,240,232,238,236および233のうちの1またはそれ以上が、取引に対応する1またはそれ以上のチャートを含む1またはそれ以上のチャート要素を含むことができる。例えば、内容要素218,242,240,232,238,236および233のうちの1またはそれ以上は、配当チャート、リスク分析チャートなどを含むことができる。]
[0129] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129が、取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、1またはそれ以上のセクションに含まれる内容を決定することができる。一実施形態においては、取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、商品生成アプリケーション129が、例えば、後述するように、セクションに対応する予め設定された複数の内容要素から、セクションに含ませる内容要素を自動的に選択することができる。例えば、セクション228が“利益”セクションを含んでいる場合、商品生成アプリケーション129は、後述するように、複数のそれぞれのシナリオに関連する複数の予め設定された“利益”の内容要素のなかから、内容要素238を自動的に選択することができる。]
[0130] 後で詳述するように、商品生成アプリケーション129は、入力された取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、入力された取引に対応する取引シナリオを判定することができる。入力された取引に対応する取引シナリオに基づいて、商品生成アプリケーション129は、商品に含ませる1またはそれ以上の内容要素を決定して、正式な語およびカスタマイズされたレイアウトで、取引の定義のテキスト記述およびグラフィカル記述を生成することができる。]
[0131] さらに後述するように、各セクションについて、1またはそれ以上の予め設定された内容を設けることができ、それらは、
・資産クラス(FX/IR/...)、オプションクラス(Vanilla、Vanilla Straddle、Forward Extra、...)、買い/売り(ワンレッグまたはストラテジについて)のような、取引およびそれを構成する金融商品のパラメータ、
・選択された言語、
・ユーザ/クライアント/銀行、
・最終クライアントのカテゴリ、および/または
・任意のその他の適当な属性、
のうちの1またはそれ以上の組合せに対応する、例えば、様々なシナリオに対応する内容となっている。]
[0132] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129が、例えば、後述するように、セクションが、ユーザ102により定義された言語の内容を含むように、ユーザ102により定義された言語に基づいて、1またはそれ以上のセクションに含まれる内容を決定することができる。]
[0133] 幾つかの実施形態では、商品レイアウトにおける複数のセクションのうちの少なくとも1つのセクションについて、データベース121が、それら複数のシナリオに対応する複数のシナリオ関連内容要素123を格納することができる。シナリオは、例えば、取引属性および/または言語などのユーザ定義属性など、1またはそれ以上の予め設定された属性の組合せに基づいて、規定することができる。例えば、各シナリオは、それぞれ、属性タイプの1またはそれ以上の予め設定されたセットから選ばれた1またはそれ以上の属性の異なる組合せを含むことができる。]
[0134] 一実施形態においては、シナリオが、4つの取引関連属性タイプ、例えば、資産タイプ属性、デリバティブストラテジグループ(“オプショングループ”とも呼ばれる)属性、デリバティブクラス(“オプションクラス”とも呼ばれる)属性、取引(“取引プロパティ”)属性と、言語属性との組合せを含むことができる。その他の実施形態においては、シナリオが、任意の適当な属性タイプの任意のその他の適当な組合せを含むことができる。]
[0135] 資産タイプ属性は、例えば、金利(IR)、エクイティ(EQ)、商品(CM)、外国為替(Fx)、債券(CD)などを含むことができる。]
[0136] オプショングループ属性は、例えば、資産タイプ属性に対応するオプショングループ属性を含むことができる。例えば、オプショングループ属性は、IR資産に関して、バリア、キャップ・フロアストラテジ、CMS、ストラクチャードノート、ストラクチャードスワップ、スワップ、スワップション、バニラなどを含み、EQ資産に関して、エイジアン、バニラ、バニラストラテジ、バリアンススワップなどを含み、CM資産に関して、エイジアン、エイジアンストラテジ、エイジアンストリップ、エイジアンストリップストラテジ、バリア、バスケット、バイナリ、マルチアセット、クアント、シングルスワップ、スワップション、バニラ、バニラストラテジ、バニラストリップなどを含み、Fx資産に関して、アクリュアル・フロータ、アキュムレータ、アベレージオプション、バリア、バスケット、バイナリ、キャッシュディール、チューザー、コンパウンド、クロスアセットバリア、デポジットノート、ヨーロピアンデジタル、フェーダ、フォワードスタート、フォワードストラクチャ、ローン関連、多期間バリア、パーシャル・ウインドウバリア、クアント、ストラクチャード商品、TARN、バニラ、バニラストラテジなどを含むことができ、かつ/または、任意のその他の適当なオプショングループを含むことができる。]
[0137] オプションクラス属性は、例えば、リスクリバーサル、バタフライ、キャップ、バニラ、フロア、ノックイン、ノックアウト、ダブルノックイン、ダブルノックアウトおよび/またはデリバティブストラテジを含むことができる。]
[0138] 取引プロパティは、例えば、各ストラクチャ“レッグ”について、買い、売り、コール、プット、フィックスド(fixed)、フローティング(floating)、支払い、受取りなどのうちの1またはそれ以上の組合せを含むことができる。]
[0139] 言語属性は、予め設定された言語、例えば、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語などのリストから選ぶことができる。]
[0140] シナリオは、属性の一部のみまたはすべての組合せを含むことができる。例えば、第1シナリオは、“Fx、リスクリバーサル、英語、コールの買い(第1レッグ)、プットの売り(第2レッグ)”を含むようにしてもよい。第2シナリオは、“Fx、リスクリバーサル、フランス語”のより広い組合せを含むようにしてもよい。]
[0141] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129および/またはインターフェース110は、ユーザ102に対して、シナリオに対応する1またはそれ以上のシナリオおよび/または内容要素を規定する能力を提供することができる。例えば、図3に示すように、インターフェース110は、ユーザ102に内容定義ツール300を提供することができ、それにより、予め設定された属性のリストから1またはそれ以上のシナリオ属性を選択することによりシナリオを定義することが可能となる。また、内容定義ツール300は、ユーザ102が、選択された属性および選択されたセクションに対応する内容要素を定義することも可能にする。例えば、インターフェース110は、シナリオ“Fx、リスクリバーサル、英語、コールの買い(第1レッグ)、プットの売り(第2レッグ)”に対応する“利益”セクションをユーザが規定することを可能にするものであってもよい。規定されたシナリオおよび/またはそのシナリオに対応する規定された内容要素は、データベース121に格納することができる。このため、インターフェース110は、複数のシナリオ、それらシナリオおよび商品の様々なセクションに対応する複数の内容要素を定義することを許容することができる。例えば、複数の“アウトライン”内容要素は、例えば、“アウトライン”内容要素の各々が具体的なシナリオにカスタマイズされた内容を含むように、複数のそれぞれのシナリオに関して定義するようにしてもよい。] 図3
[0142] 幾つかの実施形態では、特定の取引に対応するカスタマイズされた商品を生成するときに、アプリケーション129が、例えば、後述するように、取引に対応するシナリオに基づいて、セクションに対応する予め設定された複数の内容要素の中から、セクションに含まれる内容要素を選択することができる。]
[0143] 幾つかの実施形態では、アプリケーション129が、例えば、後述するように、取引に対応する資産タイプおよびデリバティブストラテジグループタイプを決定し、予め設定された複数のシナリオの中から、取引に対応する資産タイプおよびデリバティブストラテジグループタイプとそれぞれ同じ資産タイプおよび同じデリバティブストラテジグループタイプを少なくとも含む1またはそれ以上のシナリオを選択し、予め設定された優先順位基準に基づいて、選択されたシナリオの優先順位を付け、優先順位の付けられたシナリオに基づいて、選択されたシナリオに対応する予め設定された複数の内容要素の中から、商品レイアウトのセクションに含まれる内容要素を選択することができる。]
[0144] 幾つかの実施形態では、商品に含められる1またはそれ以上の内容要素は、挿入される取引関連のパラメータを特定する1またはそれ以上の“プレースホルダ”を含むことができる。例えば、プレースホルダは、例えば、取引を規定するXML構造から、1またはそれ以上の既知のパラメーター値、例えば、推定される、権利行使価格、通貨タイプ、原資産の金額および/または価値、現物価格、先渡し金利、期日などを特定することができる。例えば、内容要素242は、セクション222の内容と関連する取引関連パラメータを特定する1またはそれ以上のプレースホルダ243を含み、内容要素224は、セクション224の内容と関連する取引関連パラメータを特定する1またはそれ以上のプレースホルダ244を含み、かつ/または、内容要素232は、セクション232の内容と関連する取引関連パラメータを特定する1またはそれ以上のプレースホルダ234を含むものであってもよい。例えば、セクション222が“値付け”セクションを含む場合には、プレースホルダ243は、取引の具体的な取引情報に基づいて、現物価格、先渡し金利、満期日、および/または内容要素242の一部として挿入される金額を示すことができる。]
[0145] 幾つかの実施形態では、例えば、後述するように、取引に対応するカスタマイズされた商品を生成するときに、商品生成プログラム129が、取引関連のパラメータの特定値を1またはそれ以上のプレースホルダに挿入し、それにより、取引の具体的データを含む内容要素を自動的に生成することができる。]
[0146] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129が、予め設定された複数の商品“プレビュー”レイアウトをユーザ102に提供して、複数のレイアウトの中からユーザ102により選択された商品レイアウトに基づいて、カスタマイズされた電子商品を生成することができる。例えば、選択される様々な商品レイアウトは、例えば、後述するように、様々なセクションおよび/またはそれらセクションの様々な配置を含むことができる。]
[0147] 幾つかの実施形態において、ツール112は、例えば、1またはそれ以上のセクションの内容要素を編集し、1またはそれ以上のセクションの書式を整え、ヘッダ、フッタおよび/または余白などの書式を整えることにより、カスタマイズされた商品の1またはそれ以上のセクションをユーザ112が再定義することを可能にするものであってもよい。ツール112を介してユーザ102から受け取った命令に基づいて、商品生成アプリケーション129は商品を再構成することができる。]
[0148] 幾つかの実施形態では、例えば、後述するように、商品生成アプリケーション129が、予め設定されたレイアウトマスターページに基づいて、商品レイアウトの1またはそれ以上のレイアウト属性を規定することができる。]
[0149] ここで、図4を参照すると、幾つかの実証的な実施形態に係る、カスタマイズされた商品の生成方法が概略的に示されている。一実施形態においては、図4の方法の1またはそれ以上のオペレーションが、商品生成アプリケーション129(図1)により行われて、それにより、カスタマイズされた商品、例えば、ユーザ102(図1)および/またはカスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183(図1)により規定および/または構成されるような、例えば、少なくとも1の取引に対応する商品200(図2)を生成することができる。] 図1 図2 図4
[0150] ブロック401に示すように、この方法は、少なくとも1つの取引を規定および/または構成するステップを含むことができる。例えば、ユーザ102(図1)は、例えば、上述したように、インターフェース110(図1)、ストラクチャサービス147(図1)および/またはカスタマイズされたストラクチャアプリケーション183(図1)を使用して、取引を規定および/または構成することができる。] 図1
[0151] ブロック402に示すように、この方法は、規定された取引に対応するカスタマイズされた商品の生成を開始するステップを含むことができる。例えば、商品生成アプリケーション129(図1)には、取引に対応する取引情報および/またはユーザ102(図1)に対応するユーザ情報を提供することができる。一実施形態においては、例えば、上述したように、取引情報が、例えば、ストラクチャサービス147(図1)および/またはカスタマイズされたストラクチャアプリケーション183(図1)から受け取った、取引を規定するパラメータ、および/または、例えば、値付けサービス144(図1)から受け取った、取引に対応する値付け情報を含むことができる。ユーザ情報は、例えば、ユーザ、当該ユーザが属する銀行などの組織を特定する情報、ユーザによって規定される言語、ユーザによって設定されるユーザ選択などを含むことができる。] 図1
[0152] ブロック404に示すように、この方法は、入力された取引が複数の金融商品を含むストラクチャード取引であるのか否か、あるいは単一の証券取引であるのかを判定するステップを含むことができる。]
[0153] ブロック408に示すように、この方法は、例えば、入力された取引が単一の証券取引である場合に、取引の1またはそれ以上の属性を判定するために取引情報を分析するステップを含むことができる。例えば、この分析は、上述したように、取引の資産タイプおよび/または取引のオプションクラスを判定するステップを含むことができる。例えば、その取引がFxバニラのコールの買いを含む場合、商品生成アプリケーションは、取引の資産がFxで、取引のオプションクラスがバニラである、と識別することができる。]
[0154] ブロック410に示すように、この方法は、取引情報に基づいて、予め設定された複数のシナリオの中から、1またはそれ以上のシナリオを選択して優先順位を付けるステップを含むことができる。]
[0155] 幾つかの実施形態では、商品生成アプリケーション129(図1)は、例えば、上述したように、データベース121(図1)に格納された予め設定された複数のシナリオの中から、取引の資産タイプ属性およびオプションクラス属性と一致する資産タイプ属性およびオプションクラス属性を有する1またはそれ以上のシナリオのセットを選択することができる。] 図1
[0156] 商品生成アプリケーション129(図1)は、シナリオのセットの中から、取引の属性と異なる属性、例えば、取引プロパティおよび/または言語プロパティを有するシナリオを取り除くことができる。例えば、そのシナリオがFxバニラのコールの買いを含み、ユーザ規定言語が英語である場合、商品生成アプリケーション129(図1)は、シナリオのセットの中から、Fxバニラのコールの売りを含むシナリオ、Fxバニラのプットの買いを含むシナリオ、Fxバニラのコールの買いに関連するドイツ語のシナリオなどを除去することができる。このため、残りのシナリオのセットは、取引の属性と一致する属性を有するシナリオを含むことができる。] 図1
[0157] 商品生成アプリケーション129(図1)は、予め設定された優先順位基準に従い、シナリオのセットの優先順位を付けることができる。例えば、取引の属性と一致する属性を第1数有する第1シナリオは、取引の属性と一致する属性を、第1数より大きい第2数有する第2シナリオと比較して、より低い優先順位ウェイトを割り当てることができる。例えば、取引がFxバニラのコールの買いを含み、ユーザ規定の言語が英語である場合には、Fx資産タイプ属性にのみ関連する第1の英語のシナリオが、Fxバニラに一般に関連する第2の英語のシナリオよりも低い優先順位ウェイトを有し、その第2の英語のシナリオは、Fxバニラのコールに関連する第3の英語のシナリオよりも低い優先順位ウェイトを有し、その第3の英語のシナリオは、Fxバニラのコールの買いに関連する第4の英語のシナリオよりも低い優先順位ウェイトを有するようにしてもよい。] 図1
[0158] ブロック412に示すように、この方法は、優先順位の付けられたシナリオのセットに基づいて、カスタマイズされた商品に含められる内容要素を決定するステップを含むことができる。]
[0159] 幾つかの実施形態では、商品に含められるセクションの中の各セクションについて、商品生成アプリケーション129(図1)が、例えば、優先順位の付けられたシナリオのセットに基づいて、予め設定された複数の内容要素の中から、セクションに含められる内容要素を選択することができる。例えば、商品生成アプリケーション129(図1)は、最も高い優先順位ウェイトを有するシナリオに対応する内容要素で必要なセクションを埋めようと最初に試み、最も高い優先順位ウェイトのシナリオに対応する内容要素が見付からない1またはそれ以上の残りのセクションが存在する場合には、商品生成アプリケーション129(図1)が、2番目に高い優先順位ウェイトを有するシナリオに対応する内容要素が、残りのセクションに対応する内容要素を含むかどうかを判定し、内容要素が未だ見付からない1またはそれ以上のさらに残りのセクションが存在する場合には、商品生成アプリケーション129(図1)が、3番目に高い優先順位ウェイトを有するシナリオに対応する内容要素が、さらに残りのセクションに対応する内容要素を含むかどうかを判定し、このような判定を、例えば、必要なすべてのセクションについて内容要素が見付かるまで、かつ/またはすべてのシナリオの内容要素が確認されるまで行う。例えば、すべてのシナリオの内容要素がすべて確認されており、内容要素が見付かっていない1またはそれ以上のセクションがまだ存在する場合には、商品生成アプリケーション129(図1)は、例えば、そのセクションを空の状態のままとし、かつ/または、予め設定されたデフォルト内容またはエラーメッセージをそのセクションに盛り込む。] 図1
[0160] 一実施例においては、例えば、図2に関して上述したように、セクション216(図2)が“アウトライン”セクションを含み、セクション222(図2)が“値付け”セクションを含み、セクション228(図2)が“利益”セクションを含み、セクション230(図2)が“不利益”セクションを含み、セクション226(図2)が“配当”セクションを含み、セクション231(図2)が“免責条項”セクションを含む。この実施例によれば、商品生成アプリケーション129(図1)は、第4の英語のシナリオに対応する内容要素のどれがセクション218,222,224,226,228および/または230(図2)に含まれるのかを判定することができる。] 図1 図2
[0161] 例えば、第4の英語のシナリオに対応する内容要素が、アウトライン、値付け、利益、不利益、配当および免責条項の内容要素をすべて含む場合には、商品生成アプリケーション129(図1)は、第4の英語のシナリオに対応する内容要素にのみ基づいて商品200(図2)を生成することができる。しかしながら、第4の英語のシナリオに対応する内容要素が、アウトライン、値付け、利益、不利益、配当および免責条項の内容要素のうちの1またはそれ以上を含んでいない場合には、商品生成アプリケーション129(図1)は、もしあれば、第3の英語のシナリオに対応する内容要素のどれが、残りの空のセクションと一致するのかを判定することができる。アウトライン、値付け、利益、不利益、配当および免責条項の内容要素のうちの1またはそれ以上が、第4と第3の両シナリオに見付からない場合には、商品生成アプリケーション129(図1)は、もしあれば、第2の英語のシナリオに対応する内容要素のどれが、残りの空のセクションなどと一致するのかを判定することができる。] 図1 図2
[0162] 一実施例においては、複数の内容要素が、第1のシナリオに対応するアウトライン、値付け、利益、不利益、配当および免責条項の内容要素と、第2のシナリオに対応するアウトライン、値付け、利益、不利益および免責条項の内容要素と、第3のシナリオに対応するアウトラインおよび値付けの内容要素と、第4のシナリオに対応する値付け、利益および不利益の内容要素とを含む。この実施例によれば、商品生成アプリケーション129(図1)は、“アウトライン”の内容要素218(図2)が第3のシナリオに対応するアウトラインを含み、“値付け”の内容要素243(図2)が第4のシナリオに対応する値付けを含み、“利益”の内容要素238(図2)が第4のシナリオに対応する利益を含み、“不利益”の内容要素236(図2)が第4のシナリオに対応する不利益を含み、“配当”の内容要素232(図2)が第1のシナリオに対応する配当を含み、“免責条項”の内容要素233(図2)が第2のシナリオに対応する免責条項を含むように、それぞれ規定することができる。] 図1 図2
[0163] ブロック406に示すように、この方法は、例えば、取引がストラクチャード取引を含む場合に、取引に対応する予め設定されたストラクチャシナリオを判定するステップを含むことができる。例えば、内容定義ツール300(図3)は、ユーザが複数のストラクチャに対応する複数の内容要素を規定することを許容するようにしてもよく、また、商品生成アプリケーション129(図1)は、取引のストラクチャに対応する予め設定された内容要素を探すようにしてもよい。] 図1 図3
[0164] ブロック416に示すように、この方法は、選択された内容要素の1またはそれ以上のプレースホルダに、取引に対応する取引関連のパラメータの値を挿入するステップを含むようにしてもよい。例えば、商品生成アプリケーション129(図1)は、選択された内容要素242,240および232(図2)のプレースホルダ243,244および234(図2)の1またはそれ以上に、取引の取引関連パラメータをそれぞれ挿入することができる。] 図1 図2
[0165] ブロック418に示すように、この方法は、ユーザに対応する1またはそれ以上の商品レイアウトおよび/または1またはそれ以上のマスターページを検索するステップを含むようにしてもよい。例えば、商品生成アプリケーション129(図1)は、例えば、取引情報および/またはユーザ情報を基づいて、カスタマイズされた商品の生成のために実行される商品レイアウトおよび/またはマスターページを決定することができる。] 図1
[0166] 一実施形態においては、ユーザが商品を生成するときに、商品生成アプリケーション129(図1)が、例えば、
・証券+状況(ページデータ、言語、顧客ID、ロング/ショート)、
・銀行向けマスターページまたは一般向けマスターページ、
・銀行向け取引アイデアレイアウトテンプレートまたは一般向け取引アイデアレイアウトテンプレート、
・デフォルト言語は英語である。規定された必要な言語を有するレイアウトテンプレートが無い場合は、英語版が使用されることとなる、
といった情報の少なくとも一部のために使用される商品レイアウトおよび/またはマスターページを決定することができる。] 図1
[0167] 決定された商品レイアウトは、例えば、図2に関して上述したように、カスタマイズされた商品に含められる1またはそれ以上のセクションを規定することができる。] 図2
[0168] ブロック418に示すように、この方法は、カスタマイズされた商品を生成するステップを含むことができる。例えば、商品生成アプリケーション129(図1)は、選択されたマスターページおよび選択された商品レイアウトに基づいて、商品を構成することができる。商品生成アプリケーション129(図1)は、例えば、ブロック412および414に関して上述したように、プレースホルダに挿入された取引関連パラメータを含む選択された内容要素を、商品レイアウトのセクション内に挿入することができる。] 図1
[0169] ここで、図5を参照すると、幾つかの実証的な実施形態に係るカスタマイズされたストラクチャリングインターフェースツール500が概略的に示されている。一実施形態では、例えば、ユーザ102(図1)とカスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183(図1)とを相互に接続するためのインターフェース110(図1)の一部として、インターフェースツール500を実行することができる。] 図1 図5
[0170] 幾つかの実施形態では、例えば、上述したように、インターフェースツール500は、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183(図1)が1またはそれ以上の提案されたストラクチャード取引を与える複数のFxストラテジパラメータを、ユーザが規定することを許容するものであってもよい。] 図1
[0171] 図5に示すように、インターフェースツール500は、基準(“自国”)通貨の設定をユーザから受ける第1通貨入力部502と、ヘッジされる通貨の設定をユーザから受ける第2通貨入力部504とを含むようにしてもよい。例えば、ユーザが、米国ドルと日本円の通貨ペアに関連するヘッジストラテジを規定することを望む場合には、例えば、ユーザは、文字列“US”を通貨入力部502に、文字列“JPY”を通貨入力部504にそれぞれ入力することができる。] 図5
[0172] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、入力部502および504によって設定された通貨ペアの通貨スポットレベルを受け取るためのスポットレート入力部506を含むようにしてもよい。]
[0173] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、原資産を支払うまたは受け取る予定の日をユーザから受け取るための満期日入力部510を含むようにしてもよい。]
[0174] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、満期日にユーザが入力部504のヘッジ通貨を受け取るか、または支払うのをコミットしているのかどうかを示す入力をユーザから受け入れるためのスポットレート入力部508を含むようにしてもよい。]
[0175] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、入力部504により設定されたヘッジ通貨の名目資産をユーザから受け入れるための金額入力部512を含むようにしてもよい。]
[0176] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、ユーザがヘッジのために支払う用意のある最大プレミアムをユーザから受け取るための最大ヘッジコスト入力部514を含むようにしてもよい。]
[0177] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、ユーザがヘッジの結果として失う覚悟ができている最高金額をユーザから受け取るための最大許容損失入力部516を含むようにしてもよい。]
[0178] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、希望のスポット範囲をユーザから受け取るためのスポットレート入力部518を含むようにしてもよい。]
[0179] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、“提案ストラテジ”指示入力部520を含み、その入力部より、ユーザが、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183(図1)に指示して、その指示により、ユーザにより与えられた入力に基づいて、提案されカスタマイズされた1またはそれ以上のストラクチャを決定することを可能にするものであってもよい。] 図1
[0180] 幾つかの実施形態では、インターフェースツール500が、“商品生成”指示入力部521を、例えば、指示ボタンの形態で含むものであってもよく、その入力部により、ユーザが、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183(図1)および/または商品生成アプリケーション129(図1)に指示して、その指示により、1またはそれ以上の商品、例えば、取引アイデアを自動的にユーザに提供して1またはそれ以上の提案されカスタマイズされたストラクチャを分析することを可能にするものであってもよい。例えば、入力50,504,506,508,510,512,514,516および/または518を与えた後に、ユーザが、指示入力部521を使用して、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーション183(図1)に、1またはそれ以上の提案されカスタマイズされたストラクチャを商品生成アプリケーション129(図1)に自動的に与えさせ、商品生成アプリケーションが、例えば、上述したように、1またはそれ以上のカスタマイズされた商品を自動的に生成するものであってもよい。] 図1
[0181] ここで、図6を参照すると、幾つかの実証的な実施形態に係るマスターページのレイアウト500が概略的に示されている。一実施形態においては、マスターページレイアウト500が、例えば、上述したように、商品200(図2)を構成するために、商品生成アプリケーション129(図1)により使用されるものであってもよい。] 図1 図2 図6
[0182] 幾つかの実施形態では、マスターページレイアウト600が、例えば、ユーザ自身のドキュメントレイアウトに適合させるためにユーザ102(図1)によってカスタマイズすることができる、複数のカスタマイズ可能なコンポーネントを含むものであってもよい。カスタマイズされたサブコンポーネントの各々は、例えば、各ページに現われるものであってもよい。取引アイデア表面は、動的なもので、その取引アイデアコンテキスト(オプションクラスなど)に基づいて変化するものであってもよい。1またはそれ以上のコンポーネントで使用されるテキストは、日付、時間、ページ番号などのようなパラメータを含むことができる。] 図1
[0183] 幾つかの実施形態では、マスターページ600は四つ折り判またはA4ページのいずれかで使用することができ、その違いは、四つ折り判の方が小さいランドスケープロゴゾーンの寸法によって反映されるものとなる。マスターページの寸法は、マスターページ定義において定義することができる(デフォルト:A4)。]
[0184] 幾つかの実施形態では、一般プロパティが、マスターページ600を使用する間に使用されるテーマ値を規定する。すなわち、マスターページレベルで規定される一般プロパティ値が、例えば、次のような、ページ内で使用されるすべてのコンポーネントに対してデフォルトとして使用されるものとなる。
1.言語ID
2.ヘッダフォントタイプ(取引アイデア表面上のコンポーネントにより使用される)
3.ヘッダフォントサイズ
4.ヘッダフォント色
5.ヘッダのためのアンダーラインの使用(はい/いいえ)
6.ヘッダのアンダーライン色
7.免責条項プロパティ(追加的免責条項テキストを有するすべてのフォントプロパティに基づく)。免責条項が設定される場合には、それが、取引アイデア表面の一部として取引アイデアの最終ページの生成ドキュメントの最後に自動的に加えられるものとなる。]
[0185] 図7に示すように、商品生成アプリケーション129(図1)は、例えば、様々なシナリオに対して、デフォルトのマスターページおよび/またはデフォルトの取引アイデアテンプレートを提供することができる。多数の言語を使用する場合には、各言語がテンプレートの専用のセットを有する。ユーザは、ユーザ自身のニーズに適合させるために、マスターページおよび/または取引アイデアテンプレートをカスタマイズすることができる。そのような場合、新しいテンプレートが元のテンプレートに基づいて生成される。] 図1 図7
[0186] ユーザは、例えば、以下の変更の1またはそれ以上をマスターページおよび/またはテンプレートに対して行うことができる。]
[0187] 取引アイデア生成のためにアプリケーション129(図1)によって使用されるテンプレートの選択は、各オプションについて、例えば、次のルールを使用して行うことができる。
[マスターページの選択]
・アプリケーション129(図1)は、ユーザの選択言語を有するユーザの法人のマスターページテンプレートが存在するかどうかを確認する。
・存在しない場合には、アプリケーション129(図1)は、デフォルトの法人および選択言語を有するマスターページテンプレートが存在するかどうかを確認する。
・存在しない場合には、アプリケーション129(図1)は、デフォルトの言語(英語)およびデフォルトの法人を意味する、デフォルトのマスターページテンプレートを取得する。
[取引アイデアレイアウトテンプレートの選択]
・アプリケーション129(図1)は、ユーザの選択言語を有するユーザの法人のテンプレートが存在するかどうかを確認する。
・存在しない場合には、アプリケーション129(図1)は、デフォルトの法人および選択言語を有するテンプレートが存在するかどうかを確認する。
・存在しない場合には、アプリケーション129(図1)は、デフォルトの言語(英語)およびデフォルトの法人を意味する、デフォルトのマスターページテンプレートを取得する。] 図1
[0188] ヘッダゾーンは、ユーザの決定に依存して、ロゴが使用される場合には主にその位置に基づいて、見出し位置の中央/左/右のコーナに位置合わせされたページの先頭に配置することができる。ユーザは、
・ヘッダテキスト、
・ヘッダフォントタイプ、
・ヘッダフォントサイズ、
・ヘッダフォントカラー、
・ヘッダ文字表示色、および/または
・ヘッダアライメント−左、中央または右、
以上のヘッダ内の値のうち、1またはそれ以上を設定することができる。]
[0189] フッタゾーンは、ページの下端に配置することができる。それは、ユーザの決定に依存して、見出し位置の中央/左/右のコーナに配置することができる。ユーザは、ヘッダで設定したように、フッタに使用される同様の値、すなわち、テキスト、フォント、サイズ、カラー、文字表示色およびアラインメントを設定することができる。]
[0190] ロゴは、ヘッダゾーンの上端に配置することができ、よって、ヘッダの文字表示色はロゴを覆う。ロゴゾーンは、サイズを一定とすることができ、よって、ユーザは、予め設定されたサイズを有するロゴを与えて、ロゴがページ内に収まるようにする必要がある。ユーザは、一定のサイズにロゴを調節することができる。ロゴは、ヘッダゾーンの左、右または中央に見えるようにすることができる。ロゴが中央に現れる殆どの場合には、ロゴはヘッダ自体と置き換わり、それは空のヘッダとして設定される。]
[0191] ランドスケープロゴゾーンは、任意であり、左、右、左と右の両方の何れか1つに見えるようにするか、または何れにも見えないようにすることができる。]
[0192] 様々な場合について、ロゴ用の固定サイズを設けることができる。左のランドスケープロゴのサイズは、右のランドスケープロゴのサイズと異なっていてもよい。]
[0193] 図8乃至12は、幾つかの実証的な実施形態に係る、インターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。例えば、ユーザインタフェースは、ユーザが取引(図8A)を規定して、その取引に対応するカスタマイズされた取引アイデア(図8B)を受け取ることを可能にし、それは、例えば、資産タイプ“Fx”、オプションクラス“バニラ”、英語の言語設定および取引特性“売り”および“買い”に基づいて選択された内容要素を含む。図9に示すように、ユーザインタフェースは、取引に対応するカスタマイズされた第1の取引アイデア(図9)と、同じ取引に対応するカスタマイズされた第2の取引アイデア(図10)とをユーザに提供することができ、さらにユーザが、選択された取引アイデアの内容要素を選択すること(図11)、および/または、内容要素を編集すること(図12)を可能にすることができる。] 図10 図11 図12 図8A 図8B 図9
[0194] 図13乃至24は、幾つかの実証的な実施形態に係る、インターフェースコンポーネントおよび取引アイデア生成ツールを示す概略的なブロック図である。例えば、管理者インターフェースは、管理者がマスターページを編集すること(図13)、マスターページのフッタセクションを設定すること(図14乃至16)、マスターページのヘッダセクションを設定すること(図17乃至18)、取引アイデアレイアウトテンプレートを設定および編集すること(図19)、“アウトライン”セクションを編集すること(図20乃至24)をそれぞれ可能にする。] 図13 図14 図17 図19 図20
[0195] 図25乃至31は、幾つかの実証的な実施形態に係る内容要素設定インターフェースツールを示す概略的なブロック図である。例えば、図25乃至29に示すように、ユーザは、英語、Fx、バリアのシナリオに対応する“アウトライン”の内容要素を設定することができる。図30および31に示すように、ユーザは、ユーザ設定のストラクチャード取引“バニラの買い、ダブルノックアウトの売り”に対応する“利益”の内容要素を設定することができる。“バニラの買い、ダブルノックアウトの売り”ストラクチャの属性に類似の属性を含む取引をストラクチャリングする際に(図32)、商品生成アプリケーション129(図1)は、対応するストラクチャを選択するようにユーザを自動的に促すことができる(図33)。] 図1 図25 図30 図32 図33
[0196] 本発明の幾つかの実施形態は、例えば、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、またはハードウェアとソフトウェアの両要素を含む実施形態の形式を取ることができる。幾つかの実施形態は、ソフトウェアで実行することができ、そのソフトウェアには、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどが含まれるが、それらに限定されるものではない。]
[0197] さらに、本発明の幾つかの実施形態は、コンピュータまたは任意の命令実行システムにより使用されるプログラムコードまたはそれらと関連して使用されるプログラムコードを与える、コンピュータが使える媒体またはコンピュータ可読媒体からアクセス可能なコンピュータプログラム製品の形態を取ることができる。例えば、コンピュータが使える媒体またはコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスにより使用されるプログラムまたはそれらと関連して使用されるプログラムを保有、記憶、伝達、伝搬または転送することができる任意の装置とすることができ、あるいは、かような装置を含むことができる。]
[0198] 幾つかの実施形態では、媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線または半導体システム(または装置あるいはデバイス)または伝搬媒体とすることができる。幾つかの実証的な実施例に係るコンピュータ可読媒体には、半導体または固体記憶装置、磁気テープ、着脱可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、硬質磁気ディスク(rigid magnetic disk)および光ディスクを含むことができる。幾つかの実証的な実施例に係る光ディスクには、コンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク・リード/ライト(CD−R/W)およびDVDを含むことができる。]
[0199] 幾つかの実施形態では、プログラムコードを格納および/または実行するのに適したデータ処理システムが、例えば、システムバスを介して、記憶素子に直接または間接的に接続された少なくとも1のプロセッサを含むことができる。記憶素子は、例えば、プログラムコードの実際の実行中に用いられるローカルメモリ、大容量記憶装置、実行中に大容量記憶装置からコードを読み込まなければならない回数を低減するために少なくとも幾つかのプログラムコードの一時的な記憶を与えるキャッシュメモリを含むことができる。]
[0200] 幾つかの実施形態では、入出力またはI/O装置(キーボード、ディスプレイ、ポインティングデバイスなどを含むが、これらに限定されない)は、システムに直接的に、または介在するI/Oコントローラを介して接続することができる。幾つかの実施形態では、データ処理システムを、例えば、介在する私設または公衆ネットワークを介して、その他のデータ処理システムまたはリモートプリンタまたはストレージデバイスに接続することを可能にするために、ネットワークアダプタをシステムに接続することができる。幾つかの実施形態では、モデム、ケーブルモデムおよびイーサネット(登録商標)カードが、ネットワークアダプタのタイプの実証的な例である。その他の適当なコンポーネントを使用することもできる。]
[0201] 1またはそれ以上の実施形態に関して本明細書に記載された機能、動作、要素および/または特徴は、1またはそれ以上のその他の実施形態に関して本明細書に記載された1またはそれ以上のその他の機能、動作、要素および/または特徴と組み合わせることができ、あるいはそれらと組み合わせて利用することができ、その逆もまた同様である。]
[0202] 本発明の実施形態のある特徴を本明細書に説明および記載したが、多くの修正、置換、変更及び均等物を当業者が思い付く可能性がある。したがって、添付の請求の範囲は、そのようなすべての修正および変更を対象にするよう意図されていることに留意されたい。]
权利要求:

請求項1
商品生成命令を内部に記憶するメモリと、前記商品生成命令を実行して商品生成アプリケーションをもたらすプロセッサとを備えるシステムであって、前記商品生成アプリケーションが、少なくとも1の金融商品に関する少なくとも1の取引を規定する1またはそれ以上の取引関連パラメータの複数の値を含む取引情報を受け取って、予め設定された商品レイアウトに基づいて、前記取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成するものであり、前記商品レイアウトが、1またはそれ以上の各内容要素を含む1またはそれ以上のセクションを規定し、前記取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記商品生成アプリケーションが、前記セクションの少なくとも1について、そのセクションに対応する予め設定された複数の内容要素の中から、そのセクションに含まれることとなる予め設定された内容要素を自動的に選択するものであり、前記商品生成が、選択された少なくとも1の内容要素を含むカスタマイズされた電子商品を生成するものであることを特徴とするシステム。
請求項2
請求項1に記載のシステムにおいて、前記予め設定された複数の内容要素が、複数の各取引シナリオに対応し、各取引シナリオが、属性タイプの予め設定された1またはそれ以上のセットの中から選択された1またはそれ以上の属性の異なる組合せを含むことを特徴とするシステム。
請求項3
請求項2に記載のシステムにおいて、前記商品生成が、前記取引の資産タイプおよびデリバティブストラテジグループとそれぞれ同じ資産タイプおよび同じデリバティブストラテジグループを少なくとも含む取引シナリオに対応する内容要素を選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項4
請求項2に記載のシステムにおいて、前記属性タイプの予め設定されたセットが、1またはそれ以上の資産タイプ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブストラテジグループ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブクラス属性の予め設定されたセット、および、1またはそれ以上の取引属性の予め設定されたセットのうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項5
請求項4に記載のシステムにおいて、前記資産タイプ属性のセットが、外国為替資産、金利資産、債券資産、商品資産およびエクイティ資産のうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項6
請求項1に記載のシステムにおいて、前記少なくとも1の取引が、複数の命令に対する複数の取引を含むストラクチャード取引を含み、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記セクション内に含まれる内容要素を自動的に選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項7
請求項6に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、前記命令の数、2またはそれ以上の前記命令の順序、および1またはそれ以上の前記命令のタイプのうちの少なくとも1に基づいて、前記内容要素を自動的に選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項8
請求項1に記載のシステムにおいて、前記メモリが、カスタマイズされたストラクチャリング命令を内部に記憶し、前記プロセッサが、前記カスタマイズされたストラクチャリング命令を実行して、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションをもたらすものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、1またはそれ以上の金融資産に対するストラテジ要件を規定する複数のストラテジパラメータを受け取るものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラテジパラメータに基づいて、少なくとも1のストラクチャード取引を自動的に決定するものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラクチャード取引を規定する取引情報を前記商品生成アプリケーションに与えるものであり、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成するものであることを特徴とするシステム。
請求項9
請求項8に記載のシステムにおいて、前記ヘッジシナリオパラメータが、基準通貨、ヘッジ通貨、ヘッジ期日、前記ストラクチャード取引の最大許容コスト、および前記ストラクチャード取引から生じる最大許容損失のうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項10
請求項1に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、予め設定された複数の商品レイアウトをユーザに提供し、前記複数のレイアウトの中からユーザにより選択された商品レイアウトに基づいて、前記カスタマイズされた電子商品を生成するものであることを特徴とするシステム。
請求項11
請求項1に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、ユーザから受け取った命令に基づいて、1またはそれ以上のセクションを再設定するものであることを特徴とするシステム。
請求項12
請求項11に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、複数のセクションのレイアウトの再配置、1またはそれ以上のセクションの書式設定、および1またはそれ以上のセクションの内容修正のうちの少なくとも1をユーザが実行することを可能にするものであることを特徴とするシステム。
請求項13
請求項1に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、予め設定されたレイアウトマスターページに基づいて、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のレイアウト属性を規定するものであることを特徴とするシステム。
請求項14
請求項13に記載のシステムにおいて、前記レイアウト属性が、前記商品レイアウトのページ方向、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のページ余白、前記商品レイアウトのヘッダの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトのフッタの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトの言語、および前記商品レイアウトに含まれるロゴの1またはそれ以上の属性のうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項15
請求項1に記載のシステムにおいて、前記商品が取引アイデアを含むことを特徴とするシステム。
請求項16
請求項1に記載のシステムにおいて、前記複数のセクションが、前記取引のアウトラインを含むアウトラインセクションと、前記取引の1またはそれ以上の値付けパラメータを含む値付けセクションと、前記取引の1またはそれ以上の利益を記載する利益セクションと、前記取引の1またはそれ以上の不利益を記載する不利益セクションと、前記取引に対応する1またはそれ以上のチャートを含む少なくとも1のチャートセクションと、1またはそれ以上の免責条項を含む免責条項セクションと、前記取引の概要を含む概要セクションのうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項17
商品生成命令を内部に記憶するメモリと、前記商品生成命令を実行して商品生成アプリケーションをもたらすプロセッサとを備えるシステムであって、前記商品生成アプリケーションが、少なくとも1の金融商品に関する少なくとも1の取引を規定する1またはそれ以上の取引関連パラメータの複数の値を含む取引情報を受け取って、予め設定された商品レイアウトに基づいて、前記取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成するものであり、前記商品レイアウトが、1またはそれ以上の各内容要素を含む1またはそれ以上のセクションを規定し、少なくとも1の前記内容要素が、前記取引関連パラメータを提示するための1またはそれ以上のプレースホルダを含み、前記商品生成が、前記1またはそれ以上のプレースホルダ内に前記取引関連パラメータの値を挿入することにより、前記1またはそれ以上の内容要素を含むカスタマイズされた電子商品を生成するものであることを特徴とするシステム。
請求項18
請求項17に記載のシステムにおいて、前記取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記商品生成アプリケーションが、前記セクションの少なくとも1について、セクションに対応する予め設定された複数の内容要素の中から、そのセクションに含まれることとなる内容要素を自動的に選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項19
請求項18に記載のシステムにおいて、前記予め設定された複数の内容要素が、複数の各取引シナリオに対応し、各取引シナリオが、属性タイプの予め設定された1またはそれ以上のセットの中から選択された1またはそれ以上の属性の異なる組合せを含むことを特徴とするシステム。
請求項20
請求項19に記載のシステムにおいて、前記商品生成が、前記取引の資産タイプおよびデリバティブストラテジグループとそれぞれ同じ資産タイプおよび同じデリバティブストラテジグループを少なくとも含む取引シナリオに対応する内容要素を選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項21
請求項19に記載のシステムにおいて、前記属性タイプの予め設定されたセットが、1またはそれ以上の資産タイプ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブストラテジグループ属性の予め設定されたセット、1またはそれ以上のデリバティブクラス属性の予め設定されたセット、および、1またはそれ以上の取引属性の予め設定されたセットのうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項22
請求項18に記載のシステムにおいて、前記少なくとも1の取引が、複数の命令に対する複数の取引を含むストラクチャード取引を含み、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引の1またはそれ以上の属性に基づいて、前記セクション内に含まれる内容要素を自動的に選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項23
請求項22に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、前記命令の数、2またはそれ以上の前記命令の順序、および1またはそれ以上の前記命令のタイプのうちの少なくとも1に基づいて、前記内容要素を自動的に選択するものであることを特徴とするシステム。
請求項24
請求項17に記載のシステムにおいて、前記メモリが、カスタマイズされたストラクチャリング命令を内部に記憶し、前記プロセッサが、前記カスタマイズされたストラクチャリング命令を実行して、カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションをもたらすものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、1またはそれ以上の金融資産に対するストラテジ要件を規定する複数のストラテジパラメータを受け取るものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラテジパラメータに基づいて、少なくとも1のストラクチャード取引を自動的に決定するものであり、前記カスタマイズされたストラクチャリングアプリケーションが、前記ストラクチャード取引を規定する取引情報を前記商品生成アプリケーションに与えるものであり、前記商品生成アプリケーションが、前記ストラクチャード取引に対応するカスタマイズされた電子商品を自動的に生成するものであることを特徴とするシステム。
請求項25
請求項24に記載のシステムにおいて、前記ストラテジパラメータが、基準通貨、ヘッジ通貨、ヘッジ期日、前記ストラクチャード取引の最大許容コスト、および前記ストラクチャード取引から生じる最大許容損失のうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項26
請求項17に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、予め設定された複数の商品レイアウトをユーザに提供し、前記複数のレイアウトの中からユーザにより選択された商品レイアウトに基づいて、前記カスタマイズされた電子商品を生成するものであることを特徴とするシステム。
請求項27
請求項17に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、ユーザから受け取った命令に基づいて、1またはそれ以上のセクションを再設定するものであることを特徴とするシステム。
請求項28
請求項27に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、複数のセクションのレイアウトの再配置、1またはそれ以上のセクションの書式設定、および1またはそれ以上のセクションの内容修正のうちの少なくとも1をユーザが実行することを可能にするものであることを特徴とするシステム。
請求項29
請求項17に記載のシステムにおいて、前記商品生成アプリケーションが、予め設定されたれレイアウトマスターページに基づいて、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のレイアウト属性を規定するものであることを特徴とするシステム。
請求項30
請求項17に記載のシステムにおいて、前記レイアウト属性が、前記商品レイアウトのページ方向、前記商品レイアウトの1またはそれ以上のページ余白、前記商品レイアウトのヘッダの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトのフッタの1またはそれ以上の属性、前記商品レイアウトの言語、および前記商品レイアウトに含まれるロゴの1またはそれ以上の属性のうちの少なくとも1を含むことを特徴とするシステム。
請求項31
請求項17に記載のシステムにおいて、前記商品が取引アイデアを含むことを特徴とするシステム。
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